
マレーシアは強気だがMM2Hの衰退はさけられない
実は、マレーシアのロングスティビザMM2Hを持っている。
収入要件があるので現役時代じゃないと取得できないと言われていたので、現役時代に急いで取っておいた。
普通の人は代理店に依頼して取得するだろうが蚤野の場合は代理店に頼まずに自力で取得した。英語などできないのに、良く取得できたものと思っている。
実際には相当紆余曲折したので、無謀なことをやっているのではないかと何度か後悔した。こんなことなら代理店に依頼した方が良かったと思ったりしたが何とかなったので結果オーライだ。
ただ、振り返ってみるとやはり、自分で取得するなどよっぽどの変人しかやらないのではないかとも思うようになった。
そんなMM2Hだが、コロナ禍で長らく申請受付が行われていなかった。しかし、今年の10月から条件を変更して再度受付を開始するとのこと。
ところが、この条件変更がとてもエグいものとなっている。
RM1,500,000(約3,900万円)以上の金融資産証明
定期預金額:
RM1,000,000(約2,600万円)以上の定期預金
月収証明:
RM40,000(約104万円)の月収証明
3,900万円以上の資産を持っていて、2,600万円をマレーシアの定期預金に預けなくてはならない。そのうえで毎月104万円の月収が必要。以前の条件に比べて一気に10倍近くのお金が必要となっている。
これは更新時にも適用される条件であるとのこと。これで行けば蚤野の場合は100%更新は不可能。
蚤野が苦労して取得したいきさつなどを続けてこのブログにも書いていこうかなと思っていたが、今後、取得できる日本人は殆どいないことを考えると、書いてもあまり意味のないことなので書かないこととした。
マレーシアに住むことにも憧れていたので取得したのだが、コロナになって行くこともできず、今では何で取得したのか分からなくなっている。マレーシアに住むこと自体の情熱も大分薄れてきたこともあるので、世界一周が終わった以降、MM2Hビザをどうするかは再考することにしている。
どうせ、再度の更新はできないのは明白だし、定期預金の金利も1%程度に下がってきていてあまりメリットを享受できなくなっているし。